Strong
大地震にも負けない命を守る家づくり
健康に暮らすあたたかな木の家
安全・安心な2×4(ツーバイフォー)の家で命を守る家づくりをナカオホームは約束します。
「命をまもること」が家づくりに込める想いです
一般的な「耐震性の高い家」と比べ、さらに高い耐震性能を誇っています。
阪神淡路大震災の惨状から「命を守ること」を本気で考えた結果、木造住宅の中で最も優れた「2×4工法(ツーバイフォー工法)」の家づくりにこだわりを持ち始めました。
震災後の調査で明らかになった
地震に強いツーバイフォー工法の実態
1995(平成7)年 阪神・淡路大震災
阪神・淡路大震災では、ツーバイフォー住宅は「被害なし」及び「多少の被害」の住宅が約97%でした。
半壊の2棟は、地盤の移動や液状化により建物が傾斜したため半壊と判断されたものでした。
日本建築学会の被害調査報告書によると、家具の転倒被害が多く見られましたが、食器戸棚の被害はRC造70%、木造軸組工法60%であるのに対して、揺れを柔軟に吸収・拡散する構造のツーバイフォー工法はわずかに10%でした。
2011(平成23)年 東日本大震災
東日本大震災では、特に津波による被害が甚大でした。ツーバイフォー住宅の調査対象棟数は20,772棟で、そのうち津波による被害を除けば、「被害なし」及び「多少の被害」の住宅が約98%でした。
2016(平成28)年 熊本地震
※「一部損壊」とは、多少の補修は必要は被害が発生したもので、補修をすれば元通りに使用できる程度のもの。
「多少の被害」とは、壁紙にしわがよったり、少し裂け目が入ったり、家具の落下等により床材が一部キズつくなどした程度の被害が生じたもので、当面そのまま居住してもほとんど支障はないもの。
熊本地震は震度7が2度も発生した大地震でした。
その前震・本震以降も、震度5以上の余震が多発し、建物は強い揺れを何度も受けましたが、ツーバイフォー住宅は「被害なし」「多少の被害」の住宅が97%以上を占めました。
2024(令和6)年 能登半島地震
石川県能登半島を中心に強い揺れが観測された「令和6年能登半島地震」においてのツーバイフォー住宅の被害状況を調査しました。地盤崩壊や液状化等の立地に起因する被害を除き、揺れにより変形した物件はなく、「多少の被害・被害なし」の程度にとどまったツーバイフォー住宅が全体の99.2%を占めました。
※全壊:住家の損壊、焼失もしくは流失した部分の床面積がその住家の延べ面積70%以上等
半壊:損壊部分がその住家の延床面積の20%以上70%未満 等
一部損壊:損壊部分がその住家の延べ面積の20%未満 等
多少の被害:構造躯体に損傷なく、壁紙に皺・少し裂け目が生じたもの、家具の落下等による傷などの被害が生じた等、そのまま居住しても支障がないもの
Reason
地震に耐える強い構造の理由
「熊本地震に見るツーバイフォー工法の強さ」
ツーバイフォー工法は「余力」と「仕様規定」により地震に耐えられる強い構造
熊本地震では、残念なことに多くの木造住宅が全半壊しました。
被害が大きかった地域にはツーバフォー住宅も建っていましたが、その多くが大きく被害をうけておらず、総じてツーバイフォー工法の住宅は地震に強いとうことが確認できています。
では、何故ツーバイフォー工法は地震に強いかというと、大きな理由の一つが「無開口壁を全て耐力壁と同様の仕様にする、垂れ壁や腰壁にも面材を張る、この2つで耐震性能に余力が出来ている」ということです。
さらに「構造躯体に係る詳細な規定があること」も高い耐震性能を維持している大きな理由です。
このようにツーバイフォー工法は、余力と軸組工法にはない仕様規定によって、相対的に耐える強い構造となります。この仕様規定は40年前からマニアル化され、ずっと確実で安定した品質と性能を確保し続けてきました。
揺れを面全体で受け止めるツーバイフォー
ツーバイフォー住宅と在来鉄骨軸組み工法による住宅に、それぞれの建物の重さに比例した力を加えて、その伝わり方を比較したものです。色が黄色・赤色に近いほど負担が大きい事を示します。
※それぞれの建物の大きさに比例した力(ツーバイフォー58.8KN、在来鉄骨軸組構造98.1KN)を加えて比較。
写真提供:大成建設株式会社 住宅事業本部(現 大成建設ハウジング株式会社)